1. 入力方法について |
(1)ローマ字入力とカナ入力 |
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パソコンのキーボードの入力方法は、ローマ字入力とカナ入力の2種類あります。パソコンのキーボードには通常、左上に英単語、右下にひらがながふってあります。ローマ字入力が前者、カナ入力が後者を基準にキーボードを操作するということになります。
ではどちらで覚えればいいのでしょう?両方できるのが一番なのでしょうけど、どちらも目的と結果は同じ、手法の違いでしかないのでどちらかを覚えれば十分だと思います。
とは言うものの、私としてはローマ字入力をお勧めします。単なるワープロとして使うのでしたら日本語をキー一つで一文字打てるカナ入力の方が早いと聞きます。でもパソコンでインターネットや表計算ソフトなど、その他の用途に使うと言うことでしたら、例えば『http://〜』と打ったり四則演算やマクロの記号を入力することを考えれば、ローマ字入力の方が便利です。
実は私自身、そういういきさつで覚えたためローマ字入力しかできませんので、ここでご紹介するのはローマ字入力によるタッチタイピングの覚え方、というお話になります。ご了承ください。
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(2)ABC? それとも あいうえお? |
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ローマ字入力によるタッチタイピングの覚え方については、英字・英文を使って覚える方法と、日本語を使ってあいうえおの打ち方として覚える方法があります。
administrator、browser、computer・・・アルファベッドの位置を覚えることには大変効果があると思います。
しかしここでは日本語を打ちながら、という方法でご紹介します。それは、ほとんどの方が日本語を打たれると思われるため、ローマ字の構成に慣れること、結果として英単語の位置が併せて覚えられること、および打った成果が日本語で表示され目標が作りやすいという効果を考慮しているからです。
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(3)ローマ字の書式 |
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子どもの頃習った話なので、かなりうろ覚えになっています。ローマ字の書式は一般的にヘボン式と訓令式の概ねこの二種類があると教わりました。
たとえばし→shi(ヘボン式)、si(訓令式) ち→chi(ヘボン式)、ti(訓令式)などです。
しかし、どうやらローマ字にも国際規格があるそうです。これについてまとめた『三十世紀の森』というウェブサイトに詳しく乗っています。
ローマ字の構成を忘れてしまった方はいろいろご覧になって思い出してください。
(三十世紀の森 http://xembho.s59.xrea.com/index2.html 、『Orbium-そらのたま-』さんのウェブサイトから見つけました。ありがとうございました)
ここでご理解いただきたいのは、『ローマ字なんか知ってるよ』という方が多いと思いますが、あくまでも『タッチタイピングを覚えること』が目標ですから、できましたら面倒くさくても手順を踏んで読んでいただければ幸いです。
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(4)各書式に対するパソコンの対応 |
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パソコンでの日本語入力ソフトはAtok(エイトック)やIME(マイクロソフト)などありますが、人によって覚え方が違うので、どのシステムでどんな書式を使ってもきちんと思う文字を表示してくれるようです。
これを読まれて、万一該当しない文字になってしまう場合はごめんなさい。
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(5)日本語入力(漢字変換可能)の状態にする |
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今お使いの日本語入力ソフトにおいて、もしカナ入力になっていたら、設定を『日本語全角文字』『ローマ字入力』に設定してください。
ATOKの場合は『プロパティ(環境設定)』(ドライバーとレンチの絵のアイコン)、IMEの場合は『入力方式』から『プロパティ』に入れば設定可能です。
なお、パソコンによっては「半角/全角」キーや変換キーを押して日本語入力と英字入力を切り替えるようになっていますので、その設定もご確認ください。
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